最近の自分の中でブームの本。7年前の本だけど、これがおもしろい。
『こうして思考は現実になる』(著:パム・グラウト/訳:桜田直美/2014年)
ざっくり言うと、
「考えるだけで欲しいと思うものは、全て現実に手に入れることができる!」
というものだ。この本のすごいのは、読んで「へー」と理解して終わりではなく、9つの簡単な実験を通じて、思考が現実化するのを「体験」する本であるところだ。
え!?そんなわけないやん!怪しそう!
と、疑う気持ちは分かる。
しかし、疑ったままでは思考が現実化しないので(ある意味、「そんなわけないやん」という考えが現実化されている!)、まずは素直な気持ちで読むことをオススメする。科学的な説明もあるのでおもしろい。
人を含む全ての「モノ」を1番小さな単位まで分解すると、自由に動き回るエネルギー(電子)でできており、人の思考も同じエネルギーである。なので、思考は、同じエネルギーである宇宙ともつながっていて影響を受けるし、逆に、宇宙に存在するすべてに影響を与えることもできる、というのである。
ん!?なんか、むつかしいが、
なるほど!
思考と宇宙とはつながっていて、影響し合うということね!
なお、宇宙の無限のエネルギーとやらを、この本ではFP(フィールド・オブ・ポテンシャリティ:可能性のフィールド)と呼んでいるので、私もFP(えふぴー)と呼ぶことにする。
えふぴー!!
なら、FPの力でみんなの願いが、叶いたい放題かというと、そうではない。人の脳は処理能力が低く、現実世界のわずか100万分の1%の、さらに半分の情報しか受け取れない。
だから、ほとんどの思考は、過去の知識、経験から引っ張り出してくる。ゆえに、ネガティブな一般常識や思い込みにとらわれがちなのだ。
たしかに、ニュースには事故や災害とかネガティブなものが多いし、「生きるのは大変」「ラクして稼ぐ方法なんてない」「宝くじなんて当たらない」など、ネガティブな一般常識は多い。
そして、FPは「手に入らないだろう」「どうせダメだろう」というネガティブな想いにも作用する。だから、自分のネガティブな思い込みによって、願いが叶わない。
なるほど。
脳は情報を制限してるから一般常識に影響されて、多くの人の願いが叶わないのね。
逆に、本気で「欲しい」という明確な意図を持ち、欲しいものに意識を集中すると、欲しいものが目に見えるようになってくる、というのである。
たしかに、私が三重に引っ越してきて車を買う必要が出てきた途端に、今まで興味がなくて見えてなかった、車の種類や色、デザインが目に入ってきた。
普段、不要な情報をシャットアウトしている脳が、意識することによって、「欲しい」情報を集めてくれるからだそうだ。
それをさらに進め、「お金もないのに旅行の予約をする」など意図的に「もう手に入っている!」と振る舞うことで、ただの「想い」が、形のある「モノ」として現実に手に入る、と言うのである。
へぇ〜!ほんまかいな!
(あ、さっそく疑い持っちゃった)
よし、さっそく試そう!
ということで、はじめの実験を開始した。
はじめの実験は、FPが存在することを証明してもらうものである。
きっかり48時間以内に、FPが存在する明確なサインを見せるよう、FPに要求し、ひたすらそれを探すのだ。
夜の21:45から開始。
なんか、ワクワクするなぁ…♩
(②につづく)
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