念願の卓上コーヒーミル「みるっこ」を購入!使い勝手やいかに!?
この記事は、こんな人にオススメ
・「みるっこ」が気になっている方
・コーヒーミルを探している方
・「みるっこ」の粒度が知りたい方
・「みるっこ」の静電気対策が知りたい方
コーヒー道は、「コーヒーは苦ければ苦いほどいい」と思っていたコーヒー初心者の私が、コーヒーコーディネーターの資格を取得し、おいしい本格おうちコーヒーが淹れられるようになった1年半の経緯を、お伝えしています。
〜前回のあらすじ〜
試行錯誤しながら使っている
コーヒー機材をいろいろ紹介。
卓上コーヒーミル「みるっこ」について
もっと書きたいことがあるようで…。
パンダさんのコーヒー道 5.コーヒーの機材を紹介するの巻 | パンダさんのブログ (mojipool.com)
なぜ、みるっこが欲しくなったか
小型コーヒーミルのデメリット
以前も書いたが、当初はコーヒーコーディネーター講座の付属教材であるカリタ(Kalita)の小型コーヒーミル(KPG-40)を使っていた。
ボタンを押している間だけ、プロペラ式のグラインダーが回って豆を挽くタイプ。
使い方が簡単で、数秒で挽けるので初心者にはもってこいだが、デメリットもある。
【小型コーヒーミルのデメリット】
①秒数で挽き方が変わるが、一体何秒するのが正解なのか分からない
⇒カリタのHPや、コーヒーコーディネーター講座のテキストに目安が書いているが、両者があまりに違いすぎて困った!
・カリタのHP:40gを中挽き⇒30秒
・コーヒーコーディネーター講座テキスト:24gを中挽き⇒5~6秒、24gを中粗挽き⇒4~5秒
豆の量が違うにしても、30秒と5秒って、違いすぎん!?
24gを挽く際、テキストの5秒だと短すぎるように感じて10秒にしていた。しかし淹れるのに時間がかかる上、淹れた後の粉がペースト状になっており、細かすぎると判断。いろいろ試した結果、数ヶ月後にはテキスト通りの5秒に落ち着いた。
②挽きムラがある
⇒ミル本体を振りながら挽くので、ムラがすごい!
フタを開けた時はちょうどよい細かさに見えるが、淹れ終わった後の粉を見ると、豆半分ぐらいのカケラがたくさん残っていたりする。
(①で、はじめ5秒では短すぎると感じた理由はそれ。)
③一度に挽ける豆の量が少ない(40gまで)
⇒コーヒーを夫の分と2人分水筒で持ち歩くようになってから、豆45g~50gを挽くようになったが、容量が足りない。
しかも、24g程度でのちょうどよい秒数は分かったものの、それ以外のグラム数だと分からないため、結局2回に分けて挽いていた。
卓上コーヒーミルのメリット
そのような中、小型のカリタのコーヒーミルではなく、卓上のコーヒーミルが欲しくなってきた!
卓上コーヒーミルのメリットは以下の通り。
【卓上コーヒーミルのメリット】
①ダイヤルで挽き方を変えるため、いつも一定!
⇒自分で秒数を気にする必要なし!
②挽きムラがない!
⇒手で振らなくていいし、粉の大きさが均一になる!
③一度に挽ける豆の量が多い!
⇒容量が大きいので、何回かに分ける必要がない!
みるっこの噂
卓上コーヒーミルを探し始めた頃、コーヒー好きの友人Hから、卓上コーヒーミル「みるっこ」のこんな噂を聞いたのだ。
「ほかのメーカーからみるっこに乗り換えることはあっても
みるっこからほかのメーカーに乗り換えることはない」
なんやて~!
かっこいいやんけ~!
みるっこは、フジローヤル(株式会社富士珈機)の卓上の電動コーヒーミル。
卓上コーヒーミルの中でも、特にみるっこは均一に挽ける性能が優れていて、耐久性も強いらしい。
業務用としても性能がいいし、家庭用としても使えるサイズ。
友人Hとは、2023年5月に自身のコーヒー店を開店するほどの実力者。
(ちなみに「お酒をやめる①」に登場した酒好きの友人Hとは別人。)
その友人がいろいろ調べて探した結果購入に至ったという製品で、そういう生の声まじ感謝!
しかも、地元の好きなコーヒー焙煎所でも何軒か使っていたりと、業務用としても様々なお店で使われている。
こ、これは、
みるっこにするしかない!
みるっこを使ってみる
みるっこが届いた
なんとなくふんぎりがつかずに数ヶ月そのままだったが…(それが私)、ついに購入!
届いた~!
ブラックかわいい!
はじめて使ってみると…
さっそく使ってみる!
取説によると、ペーパーフィルターで淹れる場合、粒度調整ダイヤルの目安はメモリ3~6。
とりあえず間を取って、まずはメモリ5で挽いてみた。
わずか数秒で45gの豆が挽き終わった!粉は均一に挽けていてすばらしい!
だがしかし…。
なんじゃこりゃ~!
フタをしているにも関わらず、豆の粉がそこらじゅうに飛び散り、プラスチック製の受け缶の中は静電気で粉がびっしり。
頑張って取っても、受け缶の中に粉が残り、手も汚れ、この作業中に床にも粉が飛び散る始末。
これは、対策が必要!注意点2で対策についてお伝えする。
注意点1:粒度調整ダイヤル
1つ目の注意点は、粒度調整ダイヤルを一体どのメモリにすればよいのか。
メモリは1~10まであり、0.5刻みで設定することができるが、取説には、簡単な表しか載っていない。
抽出区分 | グラインダー | カット |
エスプレッソ | ー | 1~1.5 |
サイフォン | 3~6 | 3~6 |
ペーパーフィルター | 3~6 | 3~6 |
ネルドリップ | 6~8 | ー |
ペーパーフィルターで淹れる場合、粒度調整ダイヤルの目安はメモリ3~6。
また、粒度調整ダイヤルのメモリの数字を小さくするほど細引きになるということ。
しかし、例えば中挽きはメモリ●と決まっていないのは残念ポイント。
それが知りたかったのに~
ちなみにメモリ5で挽いた場合は写真の通り。
恐らく中挽きくらいかと思うが、私がいつもやっている中粗挽きより少し細かい感じ。
しかし、淹れた後の粉の状態を見ても、大きさが均一!これはすばらしい!
なので、少し粗くしようと思って間違えてメモリ3(より細かく)にしてしまい、淹れた結果粉がペーストみたいになった。
コーヒーを淹れ始めた頃は、よくこんな風にしてしまっていて、やはり細かすぎたのだと実感。
試行錯誤の結果、落ち着いたのが私の場合はメモリ6.5(中粗挽き)!
コクを出しつつスッキリとした味わいを引き出すことができると感じる。
注意点2:静電気問題
2つ目の注意点は、静電気問題!
受け缶の中に粉がこびりつく上、挽いている最中に粉が飛び散りまくる。
ネットを検索してみると、みるっこは均一に挽けるが静電気問題があるという記事をたくさん見つけた。
そうなんや~!
そして、ネットのみんなは、様々な静電気対策をしている!
例1)受け缶をステンレスのカップに変える
⇒高さのちょうどよいステンレス製のカップを使う例。どのカップがよいかという記事まであった!
うちの家には、ちょうどよい高さのステンレスカップがなかったので、少し低めのステンレス製のコップで受けてみた。
コップを持ち上げて、粉が排出されてくる口より高くして粉が飛び散らないようにしてみたもののの、やはりよく飛び散った!
例2)ドリッパーで直接受ける
⇒備え付け受け缶のフタをひっくり返して使い、フィルターを敷いたドリッパーで直接受ける
何そのB級な知恵!
と正直思ったが、結果、
これが一番よかった!!
いくら静電気の少ないステンレス製のカップで受けたとしても、それをドリッパーに入れる時に少なからず粉は残ってしまう。
しかし!直接受ける方法なら、受け缶のフタについた粉以外はすべて利用できる!
なんて現実的な知恵!
ポイントは、備え付け受け缶のフタをひっくり返して使うこと!
はみ出して残った粉を、フタで受けることができる。
まとめ
注意点1:粒度調整ダイヤル
⇒粒度調整ダイヤルのメモリは6.5が最適!(あくまでパンダさんの好み)
注意点2:静電気問題
⇒静電気により粉が飛び散ったり受け缶にこびりつくのを防ぐため、受け缶のフタを裏返して使い、ドリッパーで直接受ける!
あくまで私見だが、みるっこを使用する際のご参考まで!
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