あちこち寄り道…もとい、「自身でいろいろ研究するのが一番の学び」ということで、このブログでテキストの内容にほとんど触れてこなかったパンダさん。そんなパンダさんもついに!座学を修了…するのか…!?
この記事は、こんな人にオススメ
・コーヒーは苦ければ苦い方がよいと思っている方。香りや酸味という新たな世界が広がる…!
・コーヒーは深煎りしか飲んだことがない方。浅煎りもおいしいんだってば…!
・コーヒーの勉強を始めてみたい方
・コーヒーコーディネーター講座が気になっている方
コーヒー道は、「コーヒーは苦ければ苦いほどいい」と思っていたコーヒー初心者の私が、コーヒーコーディネーターの資格を取得し、おいしい本格おうちコーヒーが淹れられるようになった1年半の経緯を、お伝えしています。
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〜前回のあらすじ〜 いろんなコーヒー豆を試す中で、教材の豆 「エチオピアのイルガチェフェ(ナチュラル)」 に衝撃を受けたパンダさん。 ナチュラルと浅煎りに目覚めたのだった…。
パンダさんのコーヒー道 7.いろんなコーヒー豆を試すの巻 | パンダさんのブログ
勉強方法の変遷
コーヒーコーディネーター養成講座はテキストが4冊あり、先生の実技を動画で見るためのDVDが3枚ついている(動画はネットでも見ることができる)。
提出課題としては、テキストを1冊修了するごとに行う学科課題が4回、テキスト1修了後に行える実習課題が4回である。
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受講開始が2021年9月3日で、標準修了日は2022年3月31日。約1ヶ月半でテキストを1冊(約100ページ)修了するペースである。
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毎日見開き1ページ
「3.コーヒーの勉強を始めるの巻」でも紹介したように、テキストを読むだけでは頭に入ってこないので、蛍光ペンと赤ペンを駆使して、線を引きながら読んでみるようになった。
パンダさんのコーヒー道 3.コーヒーの勉強を始めるの巻 | パンダさんのブログ
しかし、勉強開始1ヶ月ほどで
第一の挫折。
勉強を開始した直後は、ほぼ毎日少しずつ勉強を進めていたものの、忙しくて勉強しない日を作るとその習慣がついてしまい、「勉強するの忘れてた!」という状態になった。
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そこで掲げた目標が、
毎日、見開き1ページは読む!
低レベルな目標だが、「何時間も勉強しなくていい」と自分に思い込ますことで勉強の敷居を下げ(どんだけ…)、意外とこの方法は続いた。
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電子テキストの活用
ただ、会社にA4サイズのテキストを持っていって休み時間にマーカーを引きながら勉強するのはなんとなくはばかられたので(単に恥ずかしかっただけ…)、今の方法だと勉強は家でしかできなかった。
なんとかテキスト1を読み終え、学科課題1が提出できたのは、2021年11月23日。本来1ヶ月半で終えていたかったはずが…
2ヶ月半以上かかっとる…!
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第二の挫折である。
この方法ではダメだと悟った私は、ついに、
紙のテキストを、捨てた!
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いや、実際に捨てたわけではない。講座にはWebサイトのマイページから電子テキストの閲覧をすることができる。テキストにマーカーを引きながらの方が頭に入るのだが、講座を修了することを優先し、仕事の昼休みにスマホで電子テキストを読む作戦に変更したのである。
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これが功を奏し、テキスト2を比較的スムーズに終え、2022年2月2日、学科課題2を提出。そしてスピードに乗った私は、2022年3月1日に学科課題3を提出した。
最終手段
しかし、あと1ヶ月…。
なにかと忙しい年度末…。
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まだテキスト1冊と学科課題4、まだ手をつけていない実習課題は4回分残っている。急げば1ヶ月でできなくはないが、年度末で忙しいし、かなり詰め込むことになりそう…。
となれば、これはもう、あの最終手段を使うしかない。それは…
3ヶ月の無料延長~!!
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講座を決める時に、万が一の時に無料で受講期間を延長できるのもいいな、と思ったのは事実である。しかし、初めからそれを当てにするとズルズルいくと分かっていたので(自分のことはよく分かる)、使うにしても最終手段と心に決めていた。
いま、講座修了まで終わりが見えてきているので、残り3ヶ月あれば充分終えることができる。ということで、最終手段の発動を決めたのである。
コーヒーコーディネーター資格取得
資格の取得
こうして受講期間を延長し、6月30日まで猶予を得た私は、2022年5月5日に実習課題1・3を、5月7日に学科課題4・実習課題4を、そして5月28日に最後の実習課題2を提出し終えた。
ちなみに実習課題2は、前回の記事で紹介した、衝撃を受けた豆「エチオピアのイルガチェフェ(ナチュラル)」を使う実習である。
パンダさんのコーヒー道 7.いろんなコーヒー豆を試すの巻 | パンダさんのブログ
実はこの豆を課題で使うと知らなかった初めの頃に、普通に淹れて飲んでしまい、後から通販で同じものを取り寄せたため、課題が後回しになっていた。ちなみに淹れる技術がない頃に飲んだ時は、そこまで衝撃がなかった。
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そして全過程の修了が認められ、2022年6月6日にようやく、
コーヒーコーディネーター資格
を取得しました!
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【参考:パンダさんの受講スケジュール】
標準修了日 2022年3月31日⇒2022年6月30日まで無料延長
2021年9月3日 | 受講開始 |
2021年11月23日 | 学科課題1修了 |
2022年2月2日 | 学科課題2修了 |
2022年3月1日 | 学科課題3修了 |
2022年5月5日 | 実習課題1・3修了 |
2022年5月7日 | 学科課題4・実習課題4修了 |
2022年5月28日 | 実習課題2修了 |
2022年6月3日 | 課題全て合格 |
2022年6月6日 | コーヒーコーディネーター資格の認定 |
最優秀成績賞
資格を取得した翌年3月のある日、資格の運営会社より、ボール紙の大きな封筒が届いた。
なんぞや?と開けてみると…
「最優秀成績賞」
のA3サイズの立派な賞状が。
え?私が??何かの間違いじゃ?
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送り状を読むと、こう書いてある。
この表彰は令和4年1月から12月までの期間に修了された方の中から、特に優秀な成績を修められた方をお選びして、その栄誉をたたえるものです。
おぉ~そうなんや~!
なんか分からんけど、嬉しい~!
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まぁ、この講座を年間どのくらいの人が受けているか分からないし、学科課題はテキストを見ながらできるので、正直そんなに差がないのでは…と思いつつも、実技課題のレポートは結構真剣に書いたので、それが評価されたのかも…?
とにかく、忘れた頃に栄誉ある賞をいただけたので、ありがたい♪
テキスト内容の紹介
最後に、簡単にテキスト内容をご紹介。
テキスト1
第1章:コーヒーの基礎知識(歴史、品種、栽培、流通、精製など)
第2章:コーヒーの淹れ方(焙煎、挽き方、抽出方法など)
第3章:スペシャルティコーヒー(歴史、現在と未来)
第4章:各生産国の香味と特徴(国別のコーヒーの特徴と香味)
テキスト1では、コーヒーの基礎知識について学べる。
歴史や栽培、精製方法の違いに加えて、コーヒーの様々な淹れ方(ネルドリップ、ペーパードリップ、サイフォン、フレンチプレス…など)、焙煎と粒度の違いによる味の違い、スペリャルティコーヒーについて…などが勉強できる。
講座推奨のペーパードリップでの淹れ方も動画つきで紹介されているので、座学と並行してひたすら練習あるのみ!
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テキスト2
第1章:エスプレッソの基礎知識(エスプレッソとは、エスプレッソマシンの違い・構造など)
第2章:エスプレッソ抽出(抽出理論、抽出方法など)
第3章:カプチーノ(フォームドミルクの作り方、カプチーノ、ラテアートなど)
第4章:エスプレッソメニュー(アレンジメニュー、エスプレッソ用カップ)
第5章:世界のコーヒーショップ(世界のコーヒーショップ、日本のイタリアンバール)
テキスト2では、エスプレッソについて学べる。
私はエスプレッソマシンは家庭用ですら購入していないので、レシピの実践はできなかったが、動画を見て「へぇ~、エスプレッソマシンっておもしろ~い♪」と感じながら勉強した。エスプレッソは機械で抽出するが、完全オートでない限り粉のセット方法によって味が変わったりするらしく、結構難しそうである。
また、自分自身はカプチーノやカフェラテを店で注文しないが、フォームドミルクの技術やラテアートの技術も興味深かった。
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テキスト3
第1章:カフェスイーツ(スイーツ作りの基本、ケーキ・クッキーのレシピなど)
第2章:サンドイッチ(サンドイッチ・トーストのレシピなど)
第3章:コーヒーカップ(カップの特徴、世界のカップ、扱い方など)
第4章:コーヒーと健康(化学分析、疫学研究、副作用、健康によい飲み方)
テキスト3では、カフェスイーツ・軽食の作り方と、カップ、健康について学べる。
私は料理が苦手なので(言い訳)、スイーツや軽食のレシピについてもとりあえず実践はせず、動画を見ながら「あざやかな手つきだなぁ~~」と感心しながら勉強した(勉強できてるのか?)。カフェを出す際の参考にできてありがたい♪
また、自分がカフェを出すときのコーヒーカップについて妄想したり(勉強できてるのか?)、コーヒーの適量は1日3~4杯ということを学んだことで、毎日適量を飲んで楽しんでいる(勉強できてるのか?)。
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テキスト4
第1章:焙煎の基礎知識(焙煎度合い、焙煎機、ハンドピック、手網焙煎)
第2章:カッピング(カッピングの手順、コツ)
第3章:ブレンド(オリジナルブレンドの作り方、ブレンディングの手順)
第4章:コーヒーショップの経営(開業と経営)
第5章:コーヒーショップ開業の戦略と戦術(戦略、戦術、ビーンズショップ、コーヒー教室)
第6章:店舗紹介とコンセプト(各地の店舗紹介)
テキスト4では、焙煎とブレンド、経営などについて学べる。
まだドリップでも試行錯誤しているのに、焙煎にまで手を出すとえらいことになりそうなので(自分のことはよく分かる)、焙煎については知識として勉強した。
また、カッピングとは豆の品質を判断するための技術であり、ビーンズショップ経営や自家焙煎をする人はぜひ見につけた方がいい技術。そのカッピング技術を用いてブレンドを作るブレンディングの手順もおもしろい。自分でブレンドって作れるのね~。
そして、この講座に決めた理由のひとつが、コーヒーショップの開業と経営について記述があること。いずれ店を出すときの参考にできるし、最後には実際のお店の事例紹介もあっておもしろい。
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まとめ
というわけで、2021年9月に受講開始した「コーヒーコーディネーター養成講座」について、3ヶ月の無料延長を活用してなんとか修了し、2022年6月、無事に「コーヒーコーディネーター」の資格を取得することができました♪
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ただ、これまでの記事で触れているように、コーヒーを淹れる技術は
ひたすら練習&試行錯誤
が必要だし、テキスト2以降、自分自身が実践できていないメニューは今後自ら実践して試行錯誤する必要があると感じる。
単に資格をとって終了ではなく、
本当のコーヒー道はこれから!
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さて、次回番外編の後、新章が始まる予感。
乞うご期待!
ひとまずありがとうございました!
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