憧れの天窓とロフト〜理想と現実の暮らし〜

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梅雨が明け、今年も夏が!やってきた。

暑い暑い、夏が!やってきた。

それは、我が家での

「暑さ」との闘い

の始まりを意味する。

そんな我が家には、約2年前の6月に引っ越してきた。不動産屋に連れられて見に来た時の初めての印象は、

リビング明るっ…!

そう、この家のリビングには、屋根の勾配を生かして、アパートには珍しく「ロフト」と「天窓」がある。天窓からの光が回って、部屋全体が明るいのだ。

おぉ〜♪なんかステキや〜ん♪

ということで、何軒か見に行った中から、この部屋を選び、早々に引っ越した。

しかし、引っ越してきて初めて夜を迎えた時の印象は…

リビング、暗っっ…!!

一応、メインの照明はついているが、それがまず暗い。そして、端っこにある。勾配天井部分にスポットライトが2つあるものの、下まで届かない弱さで、夜はリビングの半分以上が暗いのだ。

こ、これは不覚…。

部屋を見学に来たのは昼間で、カーテンもついてなかったし、天窓からの光で、そりゃ明るいよね。晩にも見に来るという発想はなかった…。

まぁ、メインの照明を明るいLEDのシーリングライトに変えて、なんとかやっていけている。そして、6月には気がつかなかったが、初めての夏を迎えると…

あー、暑い!!

ほんまに、暑いっ!!!

パンダずぶ濡れ(むいーん)

天窓から「直射日光」が!光と熱とが直接リビングに降り注がれるのだ!テーブルにも直射日光が当たるため、安易にお菓子や果物などを置くことができない。

天窓、ちゃんと角度考えて!

そして、築25年の家なので断熱性能も低く、窓から熱がドンドン入ってくる。エアコンをつけている時はまだよい。しかし、朝エアコンを切って、仕事に行き、晩に帰ってくると…

なんやこの暑さー!

となる。熱がこもり、エアコンをつけてもなかなか冷えない。直射日光を当たらない様にしても食材が傷みやすい。一番驚いたのは、寝る前、風呂から上がって、化粧水を使った際のことだ。

なんと、

化粧水が温かい!?

昼間に熱せられた液体が、夜中近くになっても冷めていないのだ。こんなこと、生まれて初めての経験だった。

どんだけやねんー!!

ねーんーー!

パンダ焦る(どへー!)

…そんな夏が、今年もやってきた。

2年前から試行錯誤して、夏になると、風呂とトイレ、台所の3つ換気扇をつけっぱなしにして、昼間の熱を逃すようにしている。しかし、天窓からの直射日光は防ぎようがないため、やっぱり熱がこもってしまう。化粧水はやはり温かい。

今年の夏の闘いは、まだ始まったばかりだ。

なお、こんな風になかなか難しい家だが、この家にも魅力的なところがある。

吹き抜けの開放感がよい。

夜になると暗くなりがちなリビングだが、日中は明るく、天井が高くて、とっても開放感があって気持ちがいい。

天窓から見える空よい。

高い場所にあって普段は見えない月が、天窓から見えると、それは一枚の絵のように趣があってよい。また、昼間には、ベランダから一面に広がる田んぼに青々とした稲穂が風に揺れており、その上に流れる青い空と白い雲。その鮮やかな色彩が美しい。子どもの頃の夏休みの楽しかった記憶が蘇り、なんだか心が休まる。

来年は(これに懲りて)断熱性能の高い家に引っ越す予定なので、こんな気苦労は少なくなるだろう。これも今年最後かと思うと「ちょっと暑さを楽しんでみようかな」という気持ちにもなる。

…ちなみに、今まで全く話に触れていなかった、ロフト。

実は、

引っ越してから一度も使ったことがない。

はしごで荷物を運ぶって、思ったより危険度が高いよね。あと、夏にロフトに少し上がってみたら「暖房つけてるんか!」くらいの暑さ!ロフトに温かい空気が溜まって、びっくりするくらいに暑い。使ってないから良いけど。

「なんかステキや〜ん♪」という感覚だけで、天窓とロフトを選ばない方が良いことを学ばさせていただきました。

パンダ挨拶(ら!)

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