アニメ声優の「ええ声」が好きで、様々な声優の声を聞き分けることが趣味の私。
【ネタバレ注意】
前回、アニメ『キングダム』第3シリーズで、物語当初から登場している「情けないキャラ」の尾平と、今回、敵国のうちの一つの総大将として登場した「イケメンボイス」の成恢という、立場や見た目、性格も正反対のキャラを、同じ声優が演じている驚きについて書いた。
しかし、『キングダム』第3シリーズの声優にまつわる驚きは、
それだけではなかった!!
この第3シリーズは、ストーリー的にも驚き!初めっから、主人公・信のいる秦国が、周りの列強6国が合わさった「合従軍」に攻め入れられるという、なんともハラハラな展開である!
前回熱く語った第3話では、秦国にとって最後の砦となる国門「函谷関」において、激しい攻防戦が始まる。ここを落とされたら、秦の大王・嬴政のいる王都・咸陽に敵がなだれ込んで国が滅亡する!という、めっちゃ重要な戦い!秦国は全軍を集結させ、数の圧倒的不利な状況の中、善戦し、函谷関を守っていた。
そして、今回注目の第8話!王都の大王・嬴政の元に、複数の報告係が戦況を知らせる緊迫のシーンから始まる。
(1人目の報告係)
「まず函谷関は、魏の巨大井闌車2台にハシゴをかけられたのですが、1台は、桓騎将軍が焼き払いました!もう1台は張唐将軍がふんばり、一度離れたそうです!!」
(2人目の報告係)
「左の山岳を守る王翦軍は、対する燕軍を、全く寄せ付けていないとのこと!!」
んん!?
ちょ、ちょっと、待て〜!!
もっかい言うてみぃ〜!!
(巻き戻し)
「左の山岳を守る王翦軍は、対する…」
お、おまえ〜!
大王・嬴政の声やないか〜い!
そう、大王達への報告係のうち一人は、明らかに大王・嬴政の声優である。福山潤さんの声なのである!しかも、声色も全く変えていない!
うっそ〜ん!!
大王への報告係に大王の声使う!?
ちょうど報告係のセリフの時は、戦場の回想シーンの映像が流れたため、よけいに、
ん?いま大王が戦場の報告した??
と、頭がハテナ?になったわけである。ただ、アニメあるあるだが、エンドロールには、報告係に福山さんの名前はなく(無粋な詮索はしないでねというアニメ側の配慮なのか?)、ネットでちょっと調べてみても出てこなかったので、その真偽のほどは、定かではない。
しかし、それをネットで調べている際に、さらに
別の驚きの事実が発覚
した。これは公式に発表されているのに、知らなかった!
なんと、
「オギコ」の声を大王・嬴政の声優、福山潤さんが担当しているのであるーー!
これがオギコ↓(※あくまで、イメージです。)
これが大王・嬴政(※あくまでイメージです)
ぎゃーーー!
き、気づかなかった!!
私としたことが…
ふ、不覚…!!
オギコとは、第3シリーズの第4話からたまに登場する、超個性的なキャラだ。秦国のカリスマ的な魅力と強さを誇る桓騎将軍の部下で、千人の軍隊を束ねる千人将らしいのだが、弓を射るのがめっちゃ下手で、緊迫した場面でも子どものように大騒ぎする、可愛く感じてしまうほどの超おバカキャラ。
三つに分かれた独特な髪型で、歯は欠けてほとんどなく、鼻ピアスでインパクトの強い風貌をしている。そんなキャラなので、喋り方も稚拙で騒がしく、おバカっぷり満載なのだ。
そんな声を、まさか、福山潤さんが担当しているとは…。
ちなみに福山潤さんは、『コードギアス反逆のルルーシュ』の主人公ルルーシュの声から、好きになった💕優しく、かつ凛々しい声がめっっちゃステキで、この『キングダム』の大王・嬴政もハマり役である。
そんなイケボのイメージしかなかったのだが、こ、こんな…子どもがふざけた時に出すようなバカ丸出しの声を、お出しになるなんて…。
私、まだまだ勉強不足でした。
反省…。
私の中の声辞典、まだまだもっとこれから充実する余地がある…!!
うむ!
さぁ、そんな驚きの声優事情たっぷりのアニメ『キングダム』第3シリーズ、ついにAmazon primeの最新話に追いついた!
この後の展開めっちゃ気になる…!
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