「女子力」より「助手力」

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私は、料理が得意ではない。

自ら積極的にやりたいとも思えない。人に料理を振る舞うとか、恥ずかしくてとてもできない。女子力ないなぁと思う。おいしい料理は好きだし、ありものを組み合わせておいしいものを生み出す力はぼちぼちあると思う。例えば…

★パンダさんの簡単レシピ「韓国納豆」★
納豆+韓国のり+ごま油+すりごま+醤油
適当に入れ、よくかき混ぜる!
以上!絶品!

「それなら、おいしい料理作れるよ!楽しいよ!」と、よく言われるのだが、いかんせん、心が追いついていかない。

なぜこうなったのか?

おそらく、母が真面目な人で、毎日欠かさずおいしい料理を作ってくれたからである。親がちゃんとしていると、子は成長しないものだ。逆に、祖母はアバウトな人だったようで、母は幼少期から「南京炊いといて」とかいう、ざっくりした指示を受けて料理を作っていたらしい。なるほどな、そら鍛えられますわ。

(いや、人のせいにしてはいけない。)

もちろん、私も子どもの頃、母の手伝いなどはしていたつもりだ。なので、手順や注意事項はある程度知っている。下ごしらえとして野菜を切るのも比較的得意だ。しかし、「作ってみて」という指示のないまま、大人になってしまったため、炒め物の火入れや調味料を入れるタイミングに自信が持てないのだ。

一人暮らしの時は、おいしくなくても自分だけ我慢すればいいし、素材にあまり手を加えない料理を中心に食べていた。鍋とか神料理。

そんな私も、ついに結婚した。

実はずっと以前から「結婚したら料理作らないといけないかな…」とか「こんな料理下手で女子力なくても、結婚したい人いるんかな」とか、地味に悩んでいた。

…が、しかし、なんと、

私が結婚した人は、料理するのが大好きな人だった…!

そして、これがまた、おいしいのだ…!

何も、高級食材や手の込んだ調理法で作るわけではない。スーパーの安価な食材で(私よりも値段に敏感だ)、簡単な調理法で、時短で、それを行う。

て、天才かよ…!

神とは、彼のことか…!

いや、それが目的で結婚したわけではないことは明言しておく。

大事なことなので、もう一度言うが、

それが目的で結婚したわけではない。

パンダ直立(しゃきーん)
違います!の図

さてさて、そんなわけで、友人など女性陣が、家事をしない夫に対する愚痴を言っているのを尻目に、我が家では帰宅したら一緒に料理を作っている。

私の分担としては、

  • 野菜を洗ったり切ったり
  • 冷凍庫に保存していた肉を解凍したり
  • 冷蔵庫から(夫の)作り置き惣菜を出して皿に盛ったり
  • 納豆にいろいろ混ぜて一品にしてみたり
  • お湯を沸かしたり
  • 湯切りした後ザルに残った1本のパスタをフライパンに入れたり
  • 夫がゴミを捨てたそうな時に、そっとゴミ箱を足で踏んで開けたり

などなどである。

私はますます、助手力に磨きをかけている。

パンダ自慢げ(ぺぺーん)
助手力を自慢するパンダさん

コメント

  1. いぬいのりこ より:

    わかるわかる。
    忘れられないわ~お母さんの美味しい料理の数々‼️
    いいのいいの。家事なんて得意な方がしたらいいの。
    因みに私は母が・・・だったので小学校に入る前からお菓子や料理作ってました。
    「美味しいもの食べたかったら自分で作るしかない❗」

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